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プログラムの編集

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プログラム表示 / 操作記録 / 制御項目 / 共通設定 / ポップアップメニュー / スキップ/延長用パネル / 操作間隔の調整 / 軌跡を編集 / メニュー

プログラムの編集を利用することで、状況に応じた操作の再生を行うプログラムを作成することができます。複数の操作記録や条件を組み合わせて、より長時間の操作や、再現性の高い操作を作成して利用できます。記録の管理画面でプログラムの項目(黄色ラベルボタン)をタップするか、あるいはプログラム作成ボタンを押すことで、プログラムの編集画面が開きます。

画面の上部(または右上)には記録の管理で選択・作成したプログラムの情報が表示され、左のボタンから順にラベル・表示設定再生・繰り返し設定プレビューをそれぞれ開くことができます。

プログラムのリスト表示FRep プログラムの編集

プログラムは操作記録や条件など複数の項目が並ぶリストとして表示されます。それぞれの項目には#プログラム番号, ラベル, アイコン, 概要, 選択チェックボックスが含まれます。

– #プログラム番号
プログラムは1.番から順に実行されます。ループ条件の範囲や、条件による行き先もプログラム番号で示されます。タップすることで、スキップ状態やブックマークを切り替えることができます(後述)。

– ラベル (灰:操作記録, 緑:条件・制御, 黄:関数)
オプション: 再生プロセスの通知がONの場合には、再生時にラベルが表示されます。ラベルが空の場合、その項目のポップアップ通知は表示されません。

ポップアップUIモードOFF時: タップすることで項目に応じた設定画面が開きます。

– アイコン
FRep プログラムの編集(Android4~)作記録の場合は、記録時のアプリアイコンまたはスクリーンショット(メニュー:画像表示モード ON時)と、右上に再生マークが表示されます。

条件・制御の場合は、項目に応じたアイコンや、設定内容に関するアプリアイコン、また画像認識の場合は認識する画像が表示されます。待機スキップ/園長用パネルを表示 がONの場合は、アイコン右上にオレンジの待機アイコンが表示されます。

ポップアップUIモードOFF時: タップすることで、軌跡を編集画面(操作記録の場合)、設定画面(条件・制御の場合)が開きます。

– アイコン下付マーク
もし項目の再生・実行後に行き先(特定の#プログラム番号, 中断, 完了など 後述)が設定されている場合は、アイコンの左下/右下に該当するマークが表示されます。次へ が指定されている場合、マークは省略されます。
左下(緑マーク): その項目の実行が 完了したとき または条件に 成功したとき の行き先
右下(赤マーク): その項目の条件に 失敗(時間切れ)したとき の行き先

– 概要
再生・待機時間またはタイムアウト時間、その他設定の概要が表示されます。項目の再生順を調整する場合は、この部分を長押ししてから上下にドラッグすることで、項目の順序を変更できます

– 選択チェックボックス
メニュー: 削除, コピーして追加, 切り出し, 有効/スキップ切替, 待機時間を設定 の対象とする項目はチェックをONにしてからメニューを選択します。また、[+]再生 [+]条件 から項目を追加する際には、チェック項目の位置に応じて項目が追加されます

追加する記録を選択操作記録の追加・設定

現在のプログラムに別の操作記録を追加する場合は、右上または下部[+]ボタンを押して記録を追加します。このとき、チェックされた項目が存在する場合は、その直前の位置に記録が追加されます。追加された項目は独立しており、編集や削除は元の記録やプログラムに影響しません。

記録の数が多い場合は、選択のためのフィルタが表示されます。

左側ボタン: 追加する記録の種類を選択できます。標準では通常の記録およびプログラムが表示されます。明示的に関数を指定することで、関数も追加できます(※)。
アプリアイコン: タップすることで追加する記録のアプリを編集中のプログラムと同じアプリに絞り込みます。
テキストフィルタ: 入力した文字列を含む記録のみに絞り込みます。

また、右端のボタンを押すことで直前のフィルタ条件を呼び出すことができます。

※関数を追加した場合も、独立した項目として追加されるため、追加後の項目の編集や、元の関数の編集はお互いに影響しません。

FRep 操作記録の設定

操作記録項目のラベルボタン(灰)を押すことで、設定パネルが現れます。操作のプレビューや編集を行う場合は、アイコンを押して軌跡を編集パネルを開きます。

待機: 操作開始前の待ち時間。右側のボタンを押すとリセットされます。

待機スキップ/延長パネルを表示: ONの場合、待機中にマニュアル制御パネルが表示され、任意のタイミングで待機を省略または延長できます。(詳細は後述)

完了したとき: 実行後の移動先を指定。(詳細は後述)

ラベル: 項目名

 

 

FRep 条件・制御リスト条件・制御の設定

再生に条件や制御を加える場合は、右上または下部[+]ボタンを押して追加する項目を選択します。ここでは、それぞれの機能と個別の設定を紹介します。共通の設定項目については次節を参照してください。

▼関数呼び出し
あらかじめ保存しておいた関数(プロシージャ)を1つの項目として呼び出すことができます。関数を作成する場合はプログラム編集画面にて、関数として利用する一連の項目をチェックしてからメニューの 切り出し を選択します。切り出された関数は記録の管理関数 タブに保存され、他のプログラムからも呼び出すことができます。

▼ループ/区間
ループ または 区間 の項目をチェックされた項目の最初と最後を囲むように追加します。チェックがない場合は末尾に追加されます。ループでは永久ループ(∞)または指定した回数だけ繰り返しを行います。

繰り返し ~ 回: ループの繰り返し回数 (0で無制限)

折りたたみ / 展開

ループ または 区間 に囲まれた項目は、#プログラム番号をタップして折り畳むことができます。折り畳まれた状態で、移動や内容の一括チェック、削除を行えます。

ループ開始と終了部分で別々のラベルを指定する場合は、ラベル指定欄の右アイコンをタップしてリンクを解除してください。

▼待機
指定した秒数だけ待ちます。

待機: 待ち時間 (秒)

▼アプリ待ち
設定したアプリ情報と、実行中のアプリ情報が一致するまで待ちます。デフォルトでは1秒間隔で6回判定を行い、最大で5秒待ちます。

アプリ(パッケージ): アプリが一致すると成功と判定 (粗い判定)
クラス(より詳細): アプリだけでなくクラス(Activity)も一致すると成功と判定 (より厳密)

▼画面向き
設定した画面の向きと、再生中の画面の向きが一致するまで待ちます。デフォルトでは1秒間隔で6回判定を行い、最大で5秒待ちます。

画面の向き: 0°、90°、180°、270°、0°,180°、90°,270°
※角度の基準0°は機器標準の向き

▼画像認識
現在のスクリーンショットと、指定した画像の領域が一致するまで、または指定した画像を含む領域が見つかるまで待ちます。デフォルトでは10秒間、スクリーンショットの撮影と判定を繰り返します。

[認識する画像, 認識する範囲を指定]

FRep 画像認識設定認識する画像を選択/現在のリストから選択: 操作記録に含まれるスクリーンショットから画像を選択
認識する画像を選択/画像ファイルから選択: bmpまたはpng形式のファイルからスクリーンショットを選択(※)
※画像ファイルはスクリーンサイズと同一である必要があります。また、画像の向きを指定する必要があります。

– 認識する範囲を指定/範囲を編集: From (左, 上) To (右, 下)

背景または矩形をドラッグ: 認識範囲の位置を調整
ピンチイン/ピンチアウト: 認識範囲の大きさを調整。2点タッチの開始位置によって幅のみ/高さのみ調整できます。

– 認識する範囲を指定/マスク編集: 塗りつぶし/消去, 四角/楕円/正方形/円

1点タッチ/ドラッグ: タッチ位置に対してマスク領域(※)を塗りつぶし/消去
2点タッチ/ドラッグ: 選択した形状でマスク領域(※)を塗りつぶし/消去
マスク領域は画像認識には使用されない部分です
※※前回保存したマスク領域を消去する際はマスク編集への移動直後に元に戻す を押してください。

– 認識する範囲を指定/調整: 枠を認識, 選択色をマスク

タッチ/ドラッグ: 枠認識の中心基準またはマスクの基準色を指定

[制御設定]

FRep 画像認識 制御設定完全一致: 領域中の全ての位置の色が一致すると成功
一致ピクセル率: 領域中の同一色の割合が指定の割合より大きい場合に成功
色の類似度: 色の差から算出された類似スコアの割合が指定の割合より大きい場合に成功
検索:完全一致: 指定領域と一致する画像が現在のスクリーンショット内に存在すると成功し、一致した位置を保持 ※複数一致した場合は最初に一致した領域のみを使用
検索:類似度: 指定領域に類似(縁点の分布および色の類似度)する画像が現在のスクリーンショット内に存在すると成功し、一致した位置を保持 ※複数存在した場合は最も色の類似度が高い領域のみを使用/検索範囲の設定を推奨

[ファイル参照] (要アンロックキー, 完全一致, 一致ピクセル率, 色の類似度 用)
設定されている範囲とマスクはそのまま、認識させる画像の内容を再生時点のファイル(スクリーンショット画像ファイル)に差し替えることができます(後述)。

スクリーンショットを撮る: 新しくスクリーンショットを撮影して判定。OFFにした場合、直前のスクリーンショット(他の画像認識項目やスクリーンショット項目で撮影されたもの)に対して1度だけ判定を行います。

成功時に認識領域中央をタップ: 成功時、指定した画像認識領域または検索で発見した領域の中央位置をタップ (非RootかつAndroid4.0以前の機器ではタッチ情報の取得が必須) 長押しすることでタップ位置の調整が可能(座標基準が機器標準の向きのため注意/プレビューによる確認を推奨)

次の待機を省略/成功時: 画像認識に成功した場合、次の待機時間をスキップ
次の待機を省略/失敗時: 画像認識に失敗した場合、次の待機時間をスキップ

右上のテスト ボタンを押すことで、現在の設定を別のスクリーンショット画像に対してテストできます。ファイルリストからディレクトリを選択することで複数の画像を一括テストできます。

下端の 画像を編集 ボタンから、各種条件はそのままに参照する画像や範囲を変更できます。

ファイル参照機能(要アンロックキー)について
[ファイル参照]ボタンから画像ファイルを指定することで、設定されている範囲とマスクはそのまま、画像の内容を差し替えることができます。完全一致, 一致ピクセル率, 色の類似度 でのみ使用できます。
別途配置したスクリーンショット撮影項目で撮影したファイルを使用することで、再生中に画面が変化したかどうかなどを判定できます。

[再生開始時の画面(1.)と同じものが表示されているか判定(n.)する例]

1. スクリーンショット撮影項目 (Pictures等)/screenshot  [同一ファイル上書き(日付なし) ※1] [機器標準向きで保存(後の画像認識参照用)]

(中略)

n. 画像認識項目 [ファイル参照]  (Pictures等)/screenshot.png  (1.と同じ場所.実際に保存されるファイル名として拡張子’.png’を追加) ※2

※1: 同一ファイル上書きを行うことで、同じファイル名の画像が更新されます。
※2: ファイルが存在しない場合や読み込みに失敗した場合は、元の(画像認識項目で使用した)画像が判定に使用されます。

▼アプリ起動
この項目の再生時に、指定したアプリまたはショートカットをFRepから起動します。

タスク履歴/全てクリア: 既存の同一アプリのタスクを消去してから起動するフラグを指定(デフォルト)
タスク履歴/トップ入れ替え: 既存の同一アプリのタスクのうち最近の同一タスクを入れ替えて起動するフラグを指定

▼アプリ終了
この項目の再生時に、指定したアプリを終了します。次にアプリを起動するとき、前回の状態からは復帰せず、最初から実行されます。終了するアプリが現在のアプリの場合は、ホームアプリに移行します。

強制終了: ホームアプリを含むアプリを強制的に終了

▼キー操作
この項目の再生時に、機能キーを押す操作を実行します。

キー操作: Home, Back, Menu, Enter, PageUp, PageDown, Space, (arrow key), VolumeUp, VolumeDown, VolumeMute, メディア再生, メディア記録, メディア一時停止, メディア停止, 次のメディア, 前のメディア, 早送り, カメラ, フォーカス, Search, (カーソル)Home, (カーソル)End, Tab, ESC, BS, Del.
押下後の待ち時間: 0.3秒~

▼タッチ操作 (非RootかつAndroid4.0以前の機器ではタッチ情報の取得が必要)
この項目の再生時に、指定した位置をタップします。FRep タッチ操作 制御設定

タッチの基準画像を選択/現在のリストから選択: リスト内の操作記録に含まれるスクリーンショットから画像を選択
認識する画像を選択/画像ファイルから選択: jpgまたはpng形式のファイルからスクリーンショットを選択(※)
画像なし(手入力): 設定画面で座標を手入力する場合に選択
※画像ファイルはスクリーンサイズと同一である必要があります。また、画像の向きを指定する必要があります。

タッチする位置を指定: 位置をタップ/スワイプ、または緑の点をドラッグして指定
タッチ操作の種類を指定: タップ/長押し/ダブルタップ/スワイプ/ドラッグ(※)を選択
長押し、ダブルタップ、スワイプ、ドラッグの実行にはタッチ情報の取得が必要です

スワイプ指定時には始点と終点を2点を設定します。経由する中間点が必要な場合にはドラッグを指定し、始点終点の設定後に経由する中間点(8点まで)を追加してください。

(X, Y): 機器標準の向きにおける左上を(0,0)とした座標
間隔: 最小0.04秒 (要タッチ情報の取得)
画像検索の結果を使用: ONの場合、画像認識の結果を(0,0)として(X,Y)座標が加算された位置をタップ

▼キー入力
この項目の再生時に、指定したキーボード入力を行います。この機能はキータイピングを行うもので、指定した文字列がそのまま入力されるものではありません。特定の対象に文字列を入力する用途の場合は、その対象を選択した上で、この項目にIMEなどの制御を考慮したキー入力内容(確定のためのEnterなどを含む)を指定してください。
※Android 12では動作しません

キー入力: タイプするキー列(キーボード上の文字に限定)。

▼クリップボード (※Android 4.3では非推奨)
この項目の再生時に、指定した文字列をクリップボードに設定します。

クリップボード: 指定する文字列(文字種の制限なし)

▼スクリーンショット撮影
この項目の再生時に、スクリーンショットを撮影し、指定したフォルダに保存します。

保存先を選択: スクリーンショットの保存先

接頭名: ファイル名の接頭部分。(接頭名)-(日付)-(時刻).png ファイルとして保存されます。
機器標準向きで保存(後の画像認識参照用): 機器の標準向きが上になるように画像を保存します。画像認識項目の[ファイル参照]に指定するための設定です。
回転/変換せず保存(高速): ONの場合、スクリーンショットの過程に画面の向きによる回転やフォーマット変換を含めずに保存します。
保存しない: ONの場合、撮影したスクリーンショットはファイルに保存されません。撮影と画像認識を分けて登録する(続いてスクリーンショットを撮る:OFF設定の画像認識を行う)ための設定です。

▼バイブ通知
この項目の再生時に、機器をバイブレーションさせます。

タイプ: 振動タイプを1,2いずれかから選択

▼変数, IF文, Switch文
変数を使用して再生中の状態を保持・条件分岐を行います。詳細はプログラム再生ログ/変数リファレンスを参照してください。

FRep 共通設定共通設定について

操作記録、条件・制御に共通する設定として、実行後の行き先の指定やマニュアル制御パネルの表示、ラベルの設定があります。行き先は#プログラム番号 (特定の番号へ移動), 中断 (中断として再生を終了), 次へ (次の番号へ移動), 完了 (再生完了として終了)のいずれかです。

成功したとき/完了したとき: 判定に成功したときの移動先を指定。デフォルトは 次へ。項目のアイコン左下に緑色のマークで表示されます。

失敗(時間切れ): 指定した秒数の間、判定に成功しなかった場合の移動先を指定。デフォルトは 中断。項目のアイコン右下に赤色のマークで表示されます。

成功/失敗については[変数をセット]を選択することで、それぞれの場合に変数を設定することもできます。

スキップ/延長用パネルを表示: ONの場合、この項目の処理中にマニュアル制御パネルが表示されます。詳細は次節を参照してください。

ラベル: この項目の名前。

ポップアップメニュープログラム編集ポップアップ

ポップアップUIモードがONの場合、リスト内の項目をタップすることで設定、プレビュー、軌跡の編集、間隔の調整、分割、削除のためのメニューが現れます。

設定: 制御設定を開きます。

プレビュー/軌跡の編集: プレビュー画面または軌跡の編集画面を開きます。

操作間隔の調整: 操作間隔の調整を開きます。

軌跡を分割: 軌跡を分割を開きます。

チェック位置にコピー (1項目チェック時): あらかじめチェックした1項目の直前にこの項目をコピーします。

チェック位置に区間内容をコピー (1項目チェックおよび畳んだ区間をタップ時): あらかじめチェックした1項目の直前にこの区間の内容をコピーします。

この項目を削除: リストから項目を削除します。※実際にデータが削除されるのはアプリ変化またはメニューの保存を選択した時です。

FRep ブックマーク/スキップスキップ/ブックマーク,マニュアル制御パネル

#プログラム番号をタップすると、その項目の状態を標準またはスキップに変更できます。長押しすることでブックマークを指定できます。

▼標準
再生時に実行される項目です。

▼[スキップ] (グレーアウト/番号打ち消し線)
再生時に実行されない項目です。削除せずにプログラムの動作から除く場合に利用できます。

▼[ブックマーク] (背景矢印)
下記マニュアル制御パネルで移動先として登録される項目です。

スキップ設定を一括して切り替える際には、設定する項目をチェックしてからメニュー: 有効/スキップ切替 を選択します。

自動分割モードで記録した場合、自動生成されるプログラムの画像認識項目は[スキップ]状態に設定されています。

FRep マニュアル制御パネル

プログラムの再生中、スキップ/延長用パネルを表示: ON が設定されている項目の待機・判定中には、マニュアル制御パネルが現れます。このパネルでは、待機時間のスキップや成功/失敗の指定、判定時間の延長、ブックマーク項目への移動が行えます。

パネルはFRepフローティングパネル同様に2つのボタンから構成され、同様の操作で利用できます。

▼パネル上ボタン [制御操作の選択]
再生中の項目名が表示されます。もし画像認識項目の場合は、ボタン背景に認識する画像が表示されます。タップやフリック操作で、下ボタンに表示される制御の内容が切り替わります。

▼パネル下ボタン [制御操作の実行]
タップすることで表示されている制御内容を実行します。また、ドラッグすることでパネルの位置を移動できます。

Skip(OK): 現在の待機・判定をスキップし、成功判定とする (初期状態)

Skip(NG): 現在の待機・判定をスキップし、失敗判定とする (上ボタンのタップにより切替) FRep マニュアル制御の選択

中断: 再生を中断する (上ボタンのダブルタップにより切替)

(ブックマーク項目): 選択された項目へ移動して再生を継続 (上ボタンをフリックして選択)

判定時間の延長: パネル上ボタンを一度タップまたはフリックすると、上ボタンには一時停止アイコンが表示されます。この状態では待機時間・判定時間(判定回数)が延長され、判定が成功するまで継続されます。この状態を解除するには、再度上ボタンをタップします。

FRep 待機/操作時間を調整操作間隔の調整

待機/操作間隔の時間を指定/演算します。タップして現れるポップアップはタップした項目のみを調整します。複数の項目を一括して調整する場合は対象をチェックし、メニューから操作間隔の調整を選択します。

(符号と時間): 時間と調整内容[除算(/), 指定(=), 延長(+), 短縮(-), 倍加(*)]を選択します。

調整対象の条件を指定: ONの場合、調整する対象を下記の条件で絞り込みます。OFFの場合は対象となる全ての待機/操作間隔を調整します。

範囲条件セット: 対象とする時間条件をプリセットから指定できます。カスタム (最後の条件を利用)、2秒以上 (2秒以上のみを対象として調整), 2-10秒 (2~10秒のみを対象として調整), 2秒以下 (2秒以下のみを対象として調整), すべて (時間を条件としない)

(下限)秒 ≤ (対象): 下限値より短い待機時間/間隔は調整されず無視されます。

(対象) (上限)秒: 上限値より長い待機時間/間隔は調整されず無視されます。

制御項目, 操作記録: 制御項目 がONの場合、指定範囲に含まれる待機項目の待ち時間、タッチ、キー操作項目の間隔を調整します。操作記録 がONの場合、操作記録の待ち時間とストローク間の待ち時間を対象とします。

軌跡を編集FRep 軌跡の編集

操作記録のプレビューおよびタッチ操作の編集を行います。タッチ操作はストローク単位(タッチ開始から全ての指を離すまで)に分割され、緑の点と向きを示す三角形で描画されます。

タッチ操作を編集する場合は、下部のスライダで編集対象とするストローク範囲を指定してから、ドラッグまたは編集メニューを開いて位置や待ち時間、ストローク間の操作間隔の変更、または必要な操作の切り出しや分割を行います。終了/保存する場合は、画像をタップするか戻るキーを押します。保存時、編集された操作記録は元の記録とは別に保存され、また元の記録には[スキップ]が設定されます

▼下部スライダ [表示/編集対象を選択]

スライダは操作記録の時間を幅としており、左右の三角のつまみをドラッグすることで表示/編集対象とするストロークを選択できます。また、右上の操作パネルのうち<<前/次>>を押すことでそれぞれのストロークを選択できます。

選択範囲内の色: 各ストロークは 操作までの待ち時間(青)タッチ操作時間(緑) から構成されます。

▼画像上でのドラッグ操作 [選択ストロークの移動]FRep 軌跡の編集 ストローク選択
画像上でドラッグ操作することで、選択したストロークがドラッグ方向に移動します。
※移動量はタッチデバイスの分解能に依存します。

▼左上タイトルのタップ [選択ストロークの待ち時間調整/切り出し]
左上のアイコンやメッセージをタップすることで編集メニューが開きます

最初の待ち時間を調整: 選択中のストロークのうち、最初の待ち時間のみを設定

範囲内の待ち時間を調整: 選択中のストローク全ての待ち時間を設定

選択中の軌跡を切り出し: 選択中のストロークのみを残す

右上3ボタン操作パネル <<前/中断・再生・停止/次>>
<<前/次>>: 前または次のストロークを選択。先頭の項目で前、または末尾の項目で次を押すと全体を表示します。

中断(四角アイコン): 描画された軌跡を全て消去。

再生(三角アイコン): プレビューの再生を開始。

停止(橙停止アイコン): プレビューの再生を停止。

※再生中に左上のアイコンをタップすることで再生速度を1x(等倍)から2x, 3x, 5x, 10x(10倍)まで変更できます。

メニュー

▼保存
現在の状態を保存します。※画面遷移やスリープ時には自動で保存が行われます。

▼読込
保存された状態を読み込みます。

▼コピー/貼り付け (Android 4以降, アンロックキー導入時のみ)
チェックした項目をコピー/ペーストします。※別のプログラムには貼り付けられません。

▼(関数に)切り出し
一連のチェック項目を関数として保存します。関数はどのプログラムからも関数呼び出しの1項目で呼び出せます。※切り出した関数は記録の管理画面の関数タブに保存されます。

▼削除
チェック項目を削除します。※保存時に実際にデータが削除されます。

▼コピーして追加
チェック項目をコピーして現在のプログラム末尾に追加します。

▼ラベルを消去
チェック項目のラベルを全て空にします。ラベルが空の項目は、再生時のポップアップ通知が省略されます。

▼有効/スキップ切替
チェック項目のスキップ/標準状態を切り替えます。

▼折り畳み/展開
全てまたはチェックしたループ/区間の折り畳み/展開状態を切り替えます。
※サポート向け機能: 表示されない異常な項目が存在する場合、チェックせずにこのメニューを選択することで全ての項目を表示できます。

待機/操作間隔を調整
チェック項目のうち、操作記録の最初の待ち時間、待機項目の待ち時間、および操作に含まれるストローク間の間隔を指定/加算/減算します。

▼すべて選択/選択解除
全ての項目をチェック/チェック解除します。

▼書き出し可否を検査 (Android 4~)
書き出しできない(大きすぎる画像データをもつ)項目が存在するかどうかを検査し、存在した場合はその項目に警告マークを表示します。

▼再生ログを表示 (要アンロックキー)
現在のプログラムが最後に再生されたときの終了時の状態を表示します。詳細はこちら

▼編集画面設定
– 画像表示モード

ONにした場合、操作記録の項目についてアプリアイコンの代わりにスクリーンショットを表示します。
※スクリーンショットがない記録の場合はアプリアイコンを表示します。

– 最終マッチをプレビュー表示
ONにした場合、最後の再生時に一致した画像をプレビュー内に表示します。

– 区間をインデント表示
ONにした場合、ループや区間に囲まれた項目をインデント表示します。

– 区間を付加
ONにした場合、項目数の多いプログラムを追加する際、自動的に前後に区間を付加します。

– jpg画像を表示 (Android 4以降のみ)
ONにした場合、スクリーンショット画像選択時にjpgファイルを選択可能にします。また、画像認識項目のデフォルトを色の類似性にします。

– 複製メニューを非表示 (Android 4以降, アンロックキー導入時のみ)
ONにした場合、コピーして追加、チェック位置にコピーなどのメニューを表示しません。

ポップアップダイアログ (Android 4以降のみ)
ONにした場合、項目をタップして現れるポップアップリストがダイアログ形式で表示されます。リストが正しく表示されない場合にはONにしてください。

小型項目モード
プログラム編集および 記録の管理画面でのリスト項目サイズを切り替えます。ONの場合、小型のリスト項目が表示されます。

Tips

– 特定の項目について、再生中のポップアップを表示させない場合は、その項目のラベルを空にして保存してください。

– 記録モード: 自動分割 では、記録中、意図的に操作をせずに記録を分割させることで、分割に応じた画像認識・アプリ待ち・画面向き項目を含むプログラムが作成されます。生成された項目のうち、画像認識は[スキップ]設定で登録されているため、必要分だけ解除して利用できます。

アプリ起動 項目がそのアプリのプロセスを増殖させてしまう場合、タスク履歴/トップ入れ替え 設定に切り替えてみてください。ランチャーActivityと実際のメインActivityが異なるアプリの場合にこの問題が発生することがあります。

– 画像認識で(switch ~ case様の)複数の分岐を行いたい場合は、まずスクリーンショット撮影を配置し、続いて複数の画像認識(スクリーンショットを撮る:OFF)を追加し、それぞれの 成功したとき: に分岐先を指定する形で実現できます。もし何度か試行回数が必要な場合は、追加した一式の先頭と末尾の項目をチェックして、ループ開始を追加してください。

– 長いプログラムを作成するときには、次の機能の利用を推奨します。関数 (切り出しメニュー/関数呼び出し項目), 標準/スキップ/ブックマーク切替, 再生ログを表示 メニュー。また、プログラム冒頭に待機項目を追加し、その設定 スキップ/延長用パネルを表示 :ON にしておくことで、再生時にマニュアル制御パネルで任意の項目から再生テストを行えます。Androidの設定 → 開発者向けオプション → タップを表示 もお忘れなく。

タッチ操作にマイナスの座標を指定すると、機器のサイズに座標を足した位置をタップします。例えば(-1,-1)を指定すると右下端をタップする操作になります。

– ポップアップUIモードや削除時の確認設定は記録の管理画面と共通です。変更する場合は記録の管理のメニューから設定してください。

– 画像認識などで外部SDカード内のスクリーンショット画像を参照する場合は、ファイル一覧の「上へ」を何度か押して現れる「切替」ボタンを押して外部SDカードに移動できます(※OSバージョンや機器仕様に依存します)。

– ファイル選択リストでソートボタンを長押しすると、ファイル名の省略部分を切り替えられます。

プログラム再生ログ/変数リファレンス

Categories: 変数
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再生ログの表示 / 変数 / If / Switch

プログラムの編集により作成した記録を再生した結果は、アンロックキーを導入することでプログラムの編集画面メニュー「再生ログを表示」から確認することができます。より詳細な再生中の状態を確認するために、アプリ待ちや画像認識結果を変数に格納してくことで、再生ログに表示することができます。

再生ログの表示 (要アンロックキー)

FRep 再生ログ再生結果と再生完了の日時、最後に再生または中断された項目を表示します。プログラムが変数を参照した場合には、参照した変数の内容をリスト表示します。エラー時のみ再生ログを記録オプションがONの場合、再生成功時にはログ情報は上書きされません。

– 日時
再生成功時には緑、失敗・中断時には赤の四角アイコンを表示します。日時は成否に関わらず再生終了時点を示します。

– ラベル 再生結果:最終項目
再生時点でのラベル名と成否、終了直前に実行された項目の番号およびラベルを表示します。

– エラーメッセージ
再生失敗・中断時の原因となったエラーメッセージを表示します。

– 参照変数
プログラム内で設定・参照された変数について、再生終了時点での値を表示します。

 

FRep 変数変数

再生中に得られる値の取得や演算を行い、変数に保存します。変数はプログラム編集の制御項目の設定や、IFやSwitch分岐に利用できます。保存された変数はFRepサービスが保持し、他のプログラムと共通して使用されます

複数の演算を指定した場合、リストの上から順に実行されます。

リストの左側ボタンから削除、右側+ボタンから演算を追加できます。中央の演算文を長押しすることでリスト内をドラッグ移動できます。演算内容を編集する場合は中央の演算文をタップします。

演算文の形式

(代入先変数)=(コード):(引数1) (演算子) (引数2)

変数名 [A-Za-z_@][0-9A-Za-z_]+

定義できる変数名は半角英数とアンダーバーから構成されます。ただし、冒頭に数字は使用できません。@で始まる変数は規定のシステム変数のため、引数にのみ使用できます。

frep0, frep1, frep2, frep3, frep4 はTasker Eventプラグインによって再生終了時にTasker一時変数%frep0, %frep1, %frep2, %frep3, %frep4に渡されます。このとき同時に%frepsuccessに1(再生成功時)または0(失敗/割り込み中断時)が指定されます。

型 [(空), 数値, 矩形, 文字列]

値の型は(空)を含め4種類です。変数の型は保持している値で決定されます。

説明 定義例
(空) 値が定義されていない状態
※再生ログ上ではnull表示
var=num:
var=rect:
var=str:
数値 整数、小数、負数
※一部演算子では整数に切り捨てた値が使用される
var=num:0
var=num:0.012
var=num:-0.5
矩形 (left top right bottom) 形式で定義される矩形
各成分は整数または変数
var=rect:(10 20 30 40)
文字列 “文字列内容” 形式で定義
エスケープ文字は(改行)\n (タブ文字)\t (\文字)\\ (“文字)\”
var=str:”line1\nline2″

@システム変数一覧

機器や再生の状況を参照するためのシステム変数です。代入はできません。

変数名 説明
@repeat 数値 現在の繰り返し再生回数(初回0)
@loop 数値 直近のループ項目カウント(初回0)
@lastif 数値 直近のIF項目の成否(成功時1,失敗時0)
@rotation 数値 現在の画面向き(0: 0°, 1:90°, 2:180°, 3:270°)
@cpuusage 数値 現在のCPU使用率(0~100) ※Android ~7のみ
@start 数値 再生開始時刻(ms)
@now 数値 現在時刻(ms)
@lastfinish
数値 そのプログラムの最後の再生の成否
(-1:失敗/中断, 0:未再生, 1:成功)
@laststep
数値 そのプログラムが再生されたときの最後のステップ番号
(未再生の場合は0)
@lastmatch 矩形 直近の画像認識位置(成功時のみ上書)
@screen 矩形 機器のスクリーンサイズ(向きは0°固定)
@clipboard 文字列 クリップボードテキスト内容 ※Android ~9のみ
@tofrep
文字列 FRep Tasker Pluginで指定された呼び出し変数
(パネルやショートカットからの再生時には空)

変数の特殊参照 var.left, var.x, var.length

一部の型を保持している変数は、その内部値に基づく値を参照できます。

特殊参照 説明
(矩形).left
(矩形).top
(矩形).right
(矩形).bottom
矩形の各成分値(数値)を参照 l=num:r.left
(矩形).x
(矩形).y
矩形の中央座標のx,y値(数値)を参照
x=(left+right)/2
y=(top+bottom)/2
centerx=num:r.x
(矩形).width
(矩形).height
矩形の幅,高さを参照
width=right-left
height=bottom-top
w=num:r.width
(文字列).length 文字列の長さを参照 len=num:s.length
(文字列).asnum
(文字列).asrect
数字による文字列を数値に変換したものを参照
(left top right bottom)文字列を矩形に変換したものを参照
n=num:s.asnum
r
=rect:s.asrect
(文字列).asint
(数値)
.asint
数字による文字列を数値に変換した値、または既存の数値を整数型に変換したものを参照(小数点以下切り捨て) i=num:s.asint
i
=num:n.asint
(数値).asstr
(矩形)
.asstr
値を文字列に変換したものを参照 s=str:n.asstr
s
=str:r.asstr
(数値).asdate
(数値)
.astime
時刻(ms)の数値を日付文字列(yyyy/MM/dd kk:mm:ss)に変換したものを参照
時刻の差分(ms)の数値を時間文字列(hour:min:sec.ms)に変換したものを参照
s=str:@now.asdate
t=num:@now@start
s
=str:t.astime

 

コード別リファレンス

num: 数値の設定・演算

演算子 引数1 引数2 説明
(なし) 変数, 数値, 空 (なし) 数値を指定 var=num:0
+ – * 変数, 数値 変数, 数値 加算 減算 乗算 var=num:var + 1
/ 変数, 数値 変数, 数値 除算
(引数2が0の場合は引数1の値を返す)
var=num:var / 3
% 変数, 数値 変数, 数値 剰余(引数2が0の場合は0を返す) var=num:var % 3
& | ^ 変数, 数値 変数, 数値 ビット演算AND OR XOR
(引数1,2は整数型に強制)
var=num:var & 7
~ 変数, 数値 変数, 数値 ビット演算ANDNOT
(引数1,2は整数型に強制)
var=num:var ~ 128

 

rect: 矩形の設定・演算

演算子 引数1 引数2 説明
(なし) 変数, 矩形, 空 (なし) 矩形を指定 var=rect:(0 0 100 200)
+ – * 変数, 矩形 変数, 数値, 矩形 加算 減算 乗算
※引数2が矩形の場合、成分ごとに演算。数値の場合、全ての成分に対して同じ演算を行う
var=rect:var + (10 20 10 20)
※(10,20)オフセット移動
/ 変数, 矩形 変数, 数値, 矩形 除算
※引数2が矩形の場合、成分ごとに演算。数値の場合、全ての成分に対して同じ演算を行う
(除算する値が0の場合は該当する引数1の値をそのまま返す)
var=rect:var / (2 2 0 0)
※左上座標のみ半分の値に
& 変数, 矩形 変数, 矩形 交差部分の取得(Intersect) var=rect:var & @screen
※スクリーンサイズに収まるよう切り抜き
| 変数, 矩形 変数, 矩形 両方の矩形を含む最小の矩形を取得(Union) var=rect:var | @lastmatch
※画像認識位置を含むように拡張

str: 文字列の設定・演算

演算子 引数1 引数2 説明
(なし) 変数, 数値, 矩形, 文字列, 空 (なし) 文字列を指定 var=str:”文字列”
+ 変数, 数値, 矩形, 文字列, 空 変数, 数値, 矩形, 文字列 文字列を結合 var=str:var + “\n”
※改行を追加
sub 変数, 文字列 矩形 引数1の文字列を引数2(la ln ca cn)の範囲に従って切り出しln>0の時、行オフセットlaからln行抽出(※laがマイナスの場合、抽出開始行は末尾から-la行遡った位置)cn>0の時、文字オフセットcaからcn文字抽出(※caがマイナスの場合、抽出開始位置は末尾から-ca文字遡った位置) var=str:var sub (1 2 3 4)
※文字列varの2~3行目を抽出し、その4文字目から4文字を抽出var=str:var sub (a 1 0 0)
※文字列varの(a+1)行目を抽出var=str:var sub (0 0 -5 5)
※文字列varの末尾5文字を抽出
idx 変数, 文字列 変数, 文字列 引数1内に引数2の文字列が含まれる場合、その開始位置(冒頭:0)
引数1内に引数2が含まれない場合は-1
var=str:”abcde” idx “cd”
※varには数値2が格納されるvar=str:”abcde” idx “f”
※varには数値-1が格納される
read 変数, 文字列 (空) 引数1に指定されたファイルパスの内容を読み込む(最大1MB) var=str:”/sdcard/test.txt” read
※ファイル内容をvarに格納

 

その他の機能コード

コード 引数1 引数2 説明
toast: 変数, 数値,
矩形, 文字列
(なし) 指定した内容をポップアップ表示 toast:”メッセージ”
clean: (なし) (なし) システム変数を除く全ての変数を消去 clean:

IFFRep IF

変数に格納された値を条件としてプログラムを分岐・中断します。 条件を満たした場合は成功、満たさない場合は失敗に分岐し、成否はシステム変数@lastifに記録(成功:1, 失敗:0)されます。

複数の条件を指定した場合、リストの上から順に判定されます。

リストの左側ボタンから削除、右側+ボタンから条件を追加できます。中央の条件文を長押しすることでリスト内をドラッグ移動できます。条件を編集する場合は中央の条件文をタップします。

条件文の形式

andまたはor(not):(値1) (比較演算子) (値2)

 

複合条件 and: or: (andnot: ornot:)

複数の条件を組み合わせた判定を行うことができます。and: は直前の条件と共に満たす必要がある条件です。or: は以前の条件が満たされていない場合でも別の条件として引き続き判定する条件です。1つ目の条件はand: or: の判定は行われません。また、and: or: とも入れ子構造にはならず、or: が存在する場合、or: により区切られた条件はリスト内で色分けされます。

andnot: ornot: はそれぞれの条件の判定を逆転した結果を基に動作する and: or: です。

 

比較演算子

比較演算子 値1,2 説明
==
!=
変数, 数値, 矩形, 文字列, 空 内容が同一かどうかを判定 and:var == “文字列”and:@loop == 0
※ループ内初回を判定
> >=
< <=
変数, 数値 数値の大小を判定 and:var > 0
& 変数, 数値, 矩形 数値の場合、ビットAND演算の結果が0でなければ成功矩形の場合、2つの矩形が一部でも重なれば成功 and:var & 5and:r & @lastmatch
※画像認識結果が矩形rと重なる部分があるかどうか判定
]= 変数, 矩形, 文字列 矩形の場合、値1の範囲と値2が一致、または値1の範囲に値2の範囲が完全に含まれると成功文字列の場合、値1の文字列内に値2の文字列が含まれると成功 and:r ]= @lastmatch
※矩形r内で画像認識されたかどうか判定and:var ]= “ok”
※varに文字列okが含まれるか判定

SwitchFRep Switch

変数に格納された値を条件としてプログラムを分岐します。条件1つにつき1つの行き先を指定でき、リストの上から順番に評価して最初に満たされた条件の行き先へ分岐します。どの条件にも一致しなかった場合は、その他(default)に指定した行き先へ分岐します。

リストの左側ボタンから削除、右側+ボタンから条件を追加できます。条件文を長押しすることでリスト内をドラッグ移動できます。条件や行き先を編集する場合はそれぞれをタップします。

使用できる比較演算子はIFと同一ですが、複合条件(and:やor:等)は指定できません。

TIPS

– 再生成功時の変数を確認する場合は、あらかじめエラー時のみ再生ログを記録オプションをOFFにして再生します。

– クリップボード内容を変更する場合は、クリップボード項目を追加して▽ボタンから変数を指定します。

オプション

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操作パネル設定 / 記録/再生設定 / スクリーンショット設定 / システム設定

FRepのUI設定(パネル/通知)、記録/再生設定、環境設定など各種設定を行います。

設定FRep オプション設定

– 誤動作防止ロック [システム設定]
Google Playおよび通話画面ではFRepを動作しないよう制限: デフォルト ON (制限)
※このオプションをOFFにして利用するにはアンロックキーが必要です。

– 言語設定(要再起動) [UI/パネル]
アプリで使用する言語: デフォルト デフォルト言語
※変更を反映するにはサービスとアプリを再起動する必要があります。

操作パネル設定

記録/再生設定

スクリーンショット設定

システム設定

FRep 操作パネル設定操作パネル設定

– 操作パネルのサイズ調整 10~500%
フローティングパネルのサイズ: デフォルト 100% (ボタンのサイズが標準アイコンサイズに相当)

– 操作パネルの文字サイズ 2~48sp
パネルのボタン上に表示される文字サイズ: デフォルト 14sp

– 操作パネルの透明度 0(なし)~255(透明)
パネルの透過性: デフォルト 128 (半透明)

– 自動でパネル表示を切替
現在のアプリに応じて再生する記録が存在するときはパネルを表示し、存在しないときは隠す自動切替を使用する: デフォルト ON (自動で切替)
OFFにした場合、パネルの開閉は常に通知やウィジェットから手動で行う必要があります。

– フリック選択時リスト表示
現在のアプリに対して3つ以上の項目が利用可能な場合、パネルの上側ボタンをフリックした際に利用可能な項目リストを表示: デフォルト ON (表示)

– フリック/ドラッグ方向 ※Android 4以降のみ
パネル上側ボタンのフリック開始時の方向に応じて移動する項目向き: デフォルト デフォルト (横開始時↓、縦開始時↑)

デフォルト: 横フリック開始時に距離に応じて↓項目へ移動、縦フリック時に↑移動
反転: 横フリック開始時に距離に応じて↑項目へ移動、縦フリック時に↓移動
方向に依らず次へ: フリック方向に依存せず距離に応じて↓項目へ移動
方向に依らず遡る: フリック方向に依存せず距離に応じて↑項目へ移動

– フリック/ドラッグ感度 最低(鈍い)~最高(高感度)
パネル上側ボタンのフリック/下側ボタンのドラッグ開始と判定するスライド距離: デフォルト デフォルト (アイコンサイズの一辺分相当)

記録(Rec)ボタン表示
記録を開始するボタン(Rec)を表示する状況を指定: デフォルト 常に表示

常に表示: (デフォルト) 再生可能な記録がある場合も、記録のためのRec項目を選択可能
メインパネルのみ表示: 再生可能な記録がある場合、メインパネルでのみ記録のためのRec項目を選択可能
再生項目がないときのみ表示: 現在のアプリで再生可能な記録がない場合のみ、記録のためのRecボタンを表示

撮影ボタン(要アンロックキー) ※Android 4以降のみ
スクリーンショットを撮影するShotボタンをメインパネルに表示: デフォルト 使用しない
機器がjpg形式のスクリーンショットしか撮影できない場合でも、このボタンから撮影することでFRepによるPNG形式(または撮影時形式)のスクリーンショットを保存します。スクリーンショットのファイル名はアプリにあわせて自動で調整されます。

使用しない: (デフォルト) スクリーンショットボタンを表示しません
PNG, 成功時通知: PNG形式の撮影とポップアップ通知を行うShotボタンを表示します
回転/変換なし, 成功時通知: 撮影タイプ形式の撮影とポップアップ通知を行うShotボタンを表示します
PNG, 通知なし: PNG形式の撮影のみを行うShotボタンを表示します
回転/変換なし, 通知なし: 撮影タイプ形式の撮影のみを行うShotボタンを表示します

– キーエディタを使用
パネル上側のボタンをダブルタップして切り替える裏ページに仮想キー入力パネルを表示する: デフォルト ON (表示)

FRep 記録/再生設定記録/再生設定

– 動作中はスリープしない [記録/再生]
記録中/再生中はスリープ画面にしない: デフォルト ON (スリープしない)
OFFにした場合、Androidの設定に応じてスリープ画面に移行します。

記録後すぐに編集 [記録]
記録の完了後すぐに名前や繰り返し回数などを設定するための簡易設定用パネルを表示: デフォルト ON (表示)

ラベル編集時のテキスト選択 [記録]
上記記録後すぐに編集やその他のラベル編集時に自動的にテキストを全選択する: デフォルト Android 6までON, 7以降 OFF
※ONの場合、特定環境にてラベル編集時や記録完了後にANR(アプリが応答しないフリーズ状態)が報告されています。問題が発生する環境では OFFにしてください。

– 画像認識を追加(自動分割) [記録]
自動分割モードでの記録完了時に、区切りに応じた画像認識項目を追加します: デフォルト ON (追加)
※区切り時に撮影されたスクリーンショットとタッチ位置に基づく画像認識がスキップ状態(実行されない状態)で登録されます。

– 記録完了の通知 [記録/通知]
記録の完了または自動分割モードでの区切り時にポップアップを表示: デフォルト ON (表示)

– 再生プロセスの通知 [再生/通知]
再生開始/完了およびプログラム編集した各項目のプロセスをポップアップ表示: デフォルト ON (表示)

– ポップアップ通知の最短時間 [通知] 200~1000ms
再生プロセスの通知が連続する場合の最短表示時間: デフォルト 500ms

– ポップアップ通知の最長時間 [通知] 4~60秒FRep 記録/再生設定(続き)
再生プロセスの通知が連続する場合の最長表示時間: デフォルト 60秒 または 4秒 (Android 7.1~)
※Android 7.1以降では4秒を超える連続通知は消去されます。

– ポップアップ通知を消去する再生項目 [再生/通知]
特定のプログラム項目の再生時に表示中および表示待機中の通知をキャンセル: デフォルト スクリーンショット
この機能が通知を消去する場合、自動的に500msほど待機してからプログラム項目を実行します。

なし: いずれの項目を再生する場合も通知を消去しない
スクリーンショット: (デフォルト) スクリーンショット時に通知が表示されている場合、通知を消去してから撮影
タッチ: タッチ項目の再生時に通知が表示されている場合、通知を消去してから実行
スクリーンショットとタッチ: スクリーンショット時またはタッチ項目の再生時に通知が表示されている場合、通知を消去してから実行

※スクリーンショットは画像認識項目のスクリーンショット撮影を含みます。

連続ポップアップ通知を結合 [再生/通知]
短時間に通知が連続する場合、複数の通知を1つにまとめて表示: デフォルト ON (結合)
ONの場合、項目の完了や成功判定時の通知のみが結合され、失敗判定にあたるものは個別に表示されます。また、3つ以上が結合される場合は最初と最後の項目のみが表示され、中間の項目は省略されます。
OFFの場合は全ての通知が個別に表示されます。

– ポップアップ通知の位置 [通知]
通知の表示位置: デフォルト デフォルト

待機カウントを表示 [再生/通知]
プログラム編集の待機および画像認識時に、タイムアウトまでの残り時間(秒)を表示: デフォルト ON (表示)
※画像認識の場合は判定1回毎に残り時間が更新されます。

– 割り込みデフォルト設定 [記録/再生]
再生中に操作を割り込むことで再生を中止する割り込み設定のデフォルト値を指定: デフォルト ON (割り込み有効)

– 時刻基準の再生 [再生]
入力機器に対する操作の再生タイミングとして時刻を基準としたより正確な再生を行う: デフォルト ON (時刻基準)
OFFの場合は再生する操作間の時間を基準とした再生を行います。

エラー時のみ再生ログを記録 [再生/ログ] (アンロックキーの導入時にのみ有効)
プログラム編集した記録の再生中、エラーや中断が発生した時のみログを記録: デフォルト ON (エラー/中断時のみ記録し、成功時にはログを上書きしない)
OFFの場合は再生成功時にもログを記録(上書)します。

画像認識の結果画像を保持 [再生/ログ]
プログラム編集した記録の再生中、画像認識で一致した位置の画像を保存: デフォルト OFF (保存しない)
ONの場合、SDカードなど外部ストレージ相当の領域に一致画像を保存し、プログラム編集内のプレビューで表示できるようにします。このオプションをOFFにして何らかの記録を再生すると保存された画像は消去されます。アンロックキーを導入済みでない場合、別の記録を再生すると以前の画像は消去されます。アンロックキーを導入済みの場合は別の記録の一致画像を約25MBまで保存します。

– 再生終了時のエフェクト [UI/通知]
再生が完了したときに通知: デフォルト なし (通知しない)
選択可能なオプション: バイブレーション, 通知サウンド(システム設定音), 両方 (バイブレーションとサウンド)

– 通知アイコン [UI/通知]
通知バーに表示するアイコン: デフォルト 再生アイコンに繰り返し回数を表示

再生アイコンに繰り返し回数を表示: (デフォルト) 通常時はFRepアイコンを表示, 再生時は繰り返しの残り回数を表示
標準アイコンを使用: 通常時はFRepアイコンを表示, 再生時は再生アイコンを表示
再生時に透明アイコンを使用*: 通常時はFRepアイコンを表示, 再生時は透明アイコンを表示
通常時に透明アイコンを使用*: 通常時は透明アイコンを表示, 再生時は繰り返しの残り回数を表示
通常/再生時に透明アイコンを使用*: 通常時/再生時とも透明アイコンを表示

*透明アイコンを使用するオプションはアンロックキーの導入時にのみ有効になります

– ショートカット再生後の表示 [UI/通知]
ショートカットやTaskerプラグインによる実行後、パネルを表示するかどうか: デフォルト 自動

自動: (デフォルト) 再生可能な記録が存在すればパネルを表示
パネルを隠す: 常にパネルを隠す
パネルを表示: 常にパネルを表示

※ショートカット/Taskerプラグインの設定画面で表示設定を行った場合はそちらが優先されます。

FRep スクリーンショット設定スクリーンショット設定

スクリーンショット撮影に関する設定オプションです。

– スクリーンショット保存 [記録]
記録開始時にスクリーンショットを保存: デフォルト ON (撮影・保存)
記録のデータサイズを削減する場合や、Android 2.3.xでスクリーンショットの撮影に失敗する場合はこのオプションをOFFにしてください。

– 撮影タイプ [記録/再生]
搭載しているスクリーンショット撮影法を選択: デフォルト 自動選択(推奨)
BMP では、記録/再生時により高速な撮影を行います。保存の必要があるスクリーンショットは、撮影後はじめて記録の管理画面を開いたときに画像圧縮されます。
スクリーンAPI(Android 5以降のみ)はAndroidのキャプチャ機能を使用して撮影を行います。スクリーンAPIでは操作の再生・記録の際、必要に応じて都度キャプチャの許可をリクエストするため、再生や記録の開始までに時間がかかります。利用する際には後述のスクリーンAPI設定も参照してください。
もしAndroid 2.3.x上で、撮影された画像の色が異常な場合、フレームバッファ(反転)を使用 を選択してください。

スクリーンショットをファイルに保存する場合、ファイルに保存 の付いたオプションを選択してください。ただしファイルに保存されたスクリーンショットは、書き出し(エクスポート)時のデータに含まれません。

– 撮影時の画像向き [記録/再生]
スクリーンショット撮影時の画像向き情報を選択: デフォルト 自動(推奨)
撮影時の画像向きの調整方法を指定します。FRepの撮影するスクリーンショットの向き(プレビューやスクリーンショット撮影項目、画像認識)に問題がある場合のみ変更してください。

– 一時ディレクトリ [記録/再生]
スクリーンショット撮影時の一時保存先を選択: デフォルト 自動(推奨)
(ストレージ)/(アプリフォルダ) では、撮影時の保存先をSDカードまたは内部ストレージに指定します。スクリーンショットの撮影に失敗する場合のみ指定してください。

– 撮影サイズ超過時の保存先 [システム設定]
撮影したスクリーンショットのデータ容量が1.5MBを超過した場合の保存処理を選択: デフォルト 別ファイルとして保存

別ファイルとして保存: スクリーンショットファイルとして保存
縮小してデータ保持: 容量に収まるよう画像を(1/整数)倍サイズに縮小
両方: 上記の両方を保持
※記録の管理画面からファイルに書き出しを行う際に、別ファイルとして保存した画像は書き出せない警告パネルが表示されます。警告パネルにて「縮小プレビュー画像を追加」を選択することで、書き出しに必要な分のみ縮小した画像が生成されます。

– 全ビットを画像認識に使用 [再生]
画像認識機能にRGB24bitカラー情報を使用: デフォルト ON (取得した24bitスクリーンショットよりR,G,B各8bitをそのまま使用)
一部の機器ではスクリーンショット画像の下位ビットが一定せず、同一状況にも関わらず画像が完全一致しない場合があります。このオプションをOFFにすることで、R,G,B各色から下位3bitを除いた上位5bitのみで一致や類似を評価します。

[スクリーンAPI設定] (Android 5以降)

撮影タイプ: スクリーンAPI 選択時にその詳細な設定を行います。他の撮影タイプには影響しません。

スクリーンAPIでの撮影に失敗する場合: 機器内蔵のエンコーダまたはデコーダが正しく動作していない状況です。まずはキャッシュ動画ファイルを保持ONにして記録時の動画を確認してください。動画が正しく録画されていない場合は記録時の撮影タイプ等倍録画 にして再度お試しください。動画に問題がない場合はSYNCフレームONにしてください。

スクリーンショットのタイミングがずれている場合: 録画フレームレートおよび取得フレーム調整を変更してください。

– 記録時の撮影タイプ [記録]
操作記録時に動画として録画を行う: デフォルト 1/2倍録画
録画した映像から操作時点の画像を抽出してスクリーンショットとして登録します。

使用しない: 操作記録時にはスクリーンショットの撮影を行わない
等倍録画: 画面サイズ等倍の動画を録画してスクリーンショットを登録
1/2~1/8倍録画: 画面サイズを指定倍した動画を録画してスクリーンショットを登録

– 録画時のサイズ調整 [記録]
操作記録時に保存する動画の横幅サイズを調整: デフォルト 16px
録画時の画面幅(機器の向きに依存)に対して録画コーデックに入力する1行分のデータ幅を指定pxの倍数に調整します。FRepによる操作記録後、プレビューに表示される画像が異常(斜めになっている、色がずれている等)な場合変更してみてください。

行わない: 動画の録画時にデータ幅を調整しない
4~32px: 録画時の画面幅に対しデータ幅が指定pxの倍数になるよう調整する

– 録画フレームレート [記録]
操作記録時の録画FPS: デフォルト 4FPS
動画に含まれる秒間画像フレームの数を指定します。録画時の負荷状況によっては指定したフレーム数に到達しない場合があります。

– 録画ビットレート係数 [記録]
操作記録時の録画ビットレート係数: デフォルト 1.5
動画の画質に関わるビットレートは高い方がより高画質で、画面幅x画面高さx係数で指定されます。幅および高さは記録時の撮影タイプで指定した倍率に依存します。

– キーフレーム間隔 [記録]
操作記録時の録画キーフレーム間隔: デフォルト 4秒
動画に含まれるスクリーンショット画像の記録間隔を指定します。小さいほど多くのスクリーンショットが含まれるため、画質や動画ファイルサイズに影響します。なし は短時間でも膨大な動画ファイルを生成するため、基本的に指定しないでください。

– 取得フレーム調整 [記録]
動画から操作時点の画像を抽出する際の調整時間: デフォルト 100ms
タッチなど操作時刻にあわせて動画からスクリーンショット画像を抽出する際に時刻のずれを調整するための値です。値を大きくするとより操作時刻から遡った(過去の)画像を抽出します。

– キャッシュ動画ファイルを保持 [記録]
記録後に撮影した動画を削除せず保持: デフォルト OFF
ONの場合、アプリのキャッシュフォルダにて記録直後の動画を確認できます。キャッシュフォルダは通常 (ストレージ)/Android/data/com.x0.strai.frep/cache/ 等にあたります。

– SYNCフレーム [記録]
動画から操作時点の画像を抽出する際にSYNCフレームを要求: デフォルト OFF
ONの場合、抽出時にSYNCフレームを要求します。必要かどうかは機器の動画機能に依存します。

– BGR型スクリーン [記録/再生]
スクリーンAPIによるバッファから画像を取得する際に画素をBGRとして調整: デフォルト OFF
ONの場合、RGBバッファではなくBGRバッファとして画像を抽出します。得られた画像の赤と青が反転している場合に切り替えてください。

システム設定FRep システム設定

主にサポート用の環境設定オプションです。
Android 2.3~3でのスクリーンショットに関連する設定は先述のスクリーンショット撮影を参照してください

– 起動時サービス開始(Rooted) [システム設定]
Root取得時のみ、Android起動時に自動的にFRepサービスを開始: デフォルト ON (自動起動)

– 通知タップ時バーを閉じる [UI/パネル]
FRepの通知および通知上のボタンを押した際に通知バーを閉じる: デフォルト ON (通知バーを閉じる).

– アプリ認識モード [システム設定]
現在のアプリに応じた再生リストの表示や、プログラム編集のアプリ待ちに使用するアプリ認識手法: デフォルト 自動
Androidのバージョンによって利用可能なモードは制限されます。

自動: Android 5.1.1以降ではアプリのみ(ユーザー補助), Android 5.0~5.1ではアプリのみ(Android 5), Android 5.0未満ではアプリとクラスを使用します。
アプリのみ(ユーザー補助): Androidの設定からユーザー補助のFRepユーザー補助サービスをONにすることで、ユーザー補助機能を利用してアプリ(パッケージ情報のみ)を認識します。
(使用状況/遅延あり): FRepによる使用状況へのアクセスを許可することで、Androidの使用状況を利用して現在のアプリ(パッケージ情報のみ)を認識します。※使用状況の更新タイミングの都合、数秒程度の遅延が発生します。
アプリのみ(Android 5)
: 現在のアプリとしてパッケージ情報のみを認識します。
アプリとクラス: 現在のアプリとしてパッケージとクラス情報を認識します。

– 機器ID順 [記録/再生]
記録や再生に利用する入力機器IDの基準を指定: デフォルト 保存したID順を使用
保存した機器IDに問題が発生した場合はシステム情報画面で編集・初期化するか、読み込み順を使用 を設定してください。

読み込み順を使用: アプリで保存した機器IDは使用せず、OS上で読み込む機器ID順を常に使用します。
保存したID順を使用: 初回起動時に保存された、あるいはシステム情報画面で編集したID順を使用します。

– 機器IDデフォルト設定 [再生]
デフォルト再生設定における再生時の入力機器を再割り当て: デフォルト 記録時のデバイスIDを使用
機器IDが一定しない機種ではデバイスIDを再割り当て を設定するか、記録ごとの再生設定での再割り当てを指定してください。

記録時のデバイスIDを使用: 再割り当ては行わず、記録した時点の入力機器IDをそのまま再生に使用します。
デバイスIDを再割り当て: 再生時に内容を確認し、再生可能な入力機器IDを再割り当てして再生します。

– タッチ情報の利用 [再生]
タッチ情報の取得から得られるタッチ情報の利用優先度: デフォルト タッチ情報を優先

タッチ情報を使用しない: タッチ情報を使用しません。これによりプログラム編集で指定された一部のタッチ関連機能(長押し、スワイプなど)は無効化されます。
タッチ情報を優先
: プログラム編集で指定されたタッチ関連機能にタッチ情報を優先的に使用します。再生用デバイス(Root取得済み機器)や仮想デバイス(adb input)よりもタッチ情報を優先します。
再生用(仮想)デバイスを優先: タッチ情報を使用しなくとも動作可能な機能については再生用デバイス(Root取得済み機器)や仮想デバイス(adb input)を優先して使用します。長押しやスワイプなどタッチ情報が必須な機能についてのみタッチ情報を使用します。

– 再生用デバイス(Rooted) [再生]
Root取得済端末で仮想デバイス(マウス)を作成し、プログラム編集で指定された画像認識の成功時に認識領域中央をタップおよびタッチ操作を実行※: デフォルト 高速カーソル (非Root端末では無視されます)
もしタップされる位置が指定位置と異なる場合には低速カーソルを指定してみてください。使用しないを指定するとRoot取得済端末であっても仮想デバイスを作成しません。
※タップ時には仮想デバイスのマウスカーソルが表示されます。このカーソルはスクリーンショットに映り込むため、引き続いて画像認識を行う場合には注意してください。

– SELinuxコンテキスト(Rooted) [システム設定]FRep システム設定(続き)
Android4.3以降、SuperSU2.0以降を導入済、Root取得済端末でスクリーンショット/キー入力再生などが正常に動作しない場合に切り替え: デフォルト 自動

– 標準UIDを使用(Rooted) [記録/再生]
Root取得済端末でFRepが正常に動作しない場合にOFF: デフォルト ON (標準のUIDをそのまま使用)
通常、rootユーザーはそのままのUIDで入力デバイスへの読み書きおよび仮想キー入力などのデバッグコマンドの実行が可能です。ただし特定の機器における標準(stock)ROMはカーネル設定が変更されており、rootであっても制限されている場合があります。このオプションをOFFにすることで、FRepは動作モードを切り替えた実行を試みます。

– 押しっぱなし状態を検知 [記録]
キーやタッチを押した状態を検知して記録を継続: デフォルト ON (継続)
もし操作の途切れが認識されない場合は、このオプションをOFFにしてください。

– TrackingIDを調整 [再生]
タッチ操作の再生時に1スロットに対して複数のTrackingIDを出力するシグナルを調整: デフォルト ON (調整する)

– タッチシグナル処理 [再生]
操作終了や中断時に使用したタッチスロットをリセットする処理のタイプ: デフォルト 自動
再生完了後や中断後にタッチ操作が残る場合は、このオプションを全スロットを再割当 にしてみてください。

自動: アプリのバージョンに応じて標準の設定を使用します。
使用スロットのみ解除
: タッチ操作の発生したスロットのみタッチ解除シグナルを発行します。
全スロットを解除
: タッチ操作を行っていないスロットもタッチ解除シグナルを発行します。
使用スロットのみ再割当
: タッチ操作の発生したスロットにタッチ再割当と解除シグナルを発行します。
全スロットを再割当
: タッチ操作を行っていないスロットもタッチ再割当と解除シグナルを発行します。
割り込み時のみ使用スロット再割当
: 割り込み中断を行ったときに限り、タッチ操作の発生したスロットにタッチ再割当と解除シグナルを発行します。通常の再生後は使用スロットのみ解除と同等です。
割り込み時のみ全スロットを再割当
: 割り込み中断を行ったときに限り、タッチ操作を行っていないスロットもタッチ再割当と解除シグナルを発行します。通常の再生後は使用スロットのみ解除と同等です。

– 割り込み中断操作 [再生]
再生中に割り込み中断とみなす操作の種類を指定: デフォルト 同種のみ (タッチ操作の再生はタッチでのみ割り込み)
どの種類でも割り込み を指定すると別のタイプの操作でも割り込み中断できます。

※このオプションは非Root環境のAndroid10~では無視されます。

– 画面解像度の確認 [再生]
アプリによって画面解像度を変化させる機器のため再生中に解像度を更新: デフォルト 自動

自動: アプリのバージョンに応じて標準の設定を使用します。
行わない(固定): 再生中に画面解像度の更新を行いません。
アプリ変化時: アプリ変化を検知した際に画面解像度を確認します。

– 不明なアクセス検知時 [システム設定]
strservプロセスに対して別のアプリ等からアクセスが行われた場合の反応(Android 7~): デフォルト 即座に終了
このオプションはstrservプロセスが特定状況で終了してしまう場合にのみ変更してください。

即座に終了: strservプロセスは不明なアクセスに対して常に終了します(再度FRep設定ツールの実行が必要です)。
一部を無視または終了: 一部の無関係なアクセスを無視してstrservプロセスを維持します。無視できないアクセスを検知した場合はプロセスを終了します。プロセスが終了した場合、再度FRep設定ツールの実行が必要です。
全て無視: 全ての無関係なアクセスを無視します。(非推奨)

– アプリのクラッシュ情報 [システム設定]
アプリの内部エラーによるクラッシュ情報を保存する: デフォルト 記録する

記録する: FRepサービス上で発生した内部エラーを記録し、システム情報画面のサポート情報をコピーに反映させる
記録しない
: 内部エラーを記録しない

– 保存場所 [システム設定]
記録を保存する場所: デフォルト (ストレージ)/(アプリフォルダ)

(ストレージ)/(アプリフォルダ): 各種データファイルは /sdcard/Android/data/com.x0.strai.frep/ または /storage/emulated/0/Android/data/com.x0.strai.frep/ に作成・保存されます
(ストレージ)/strai: 各種データファイルは /sdcard/strai/ または /storage/emulated/0/strai/ に作成・保存されます
内部メモリー: 各種データファイルはアプリに割り当てられた内部メモリーに保存されます(別アプリや外部から読み取れない/より安全)

Tips

– 記録データを保護する場合は保存場所を内部メモリーに設定します。

アプリをFRepによる自動操作から防ぐ

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開発者様へ

本機能および下記コードは貴アプリ/サービスの利用規約に違反する者による、FRep使用に関する損害を防止するためのものです。その他のケースでこれらのコードが必要と感じた場合は、実装前に是非ご相談ください。

ActivityからFRepの自動操作を禁止するコード

– 下記をActivityのonResume()内に追記することで、FRep(2.6以降)による操作を停止し、パネルをアプリ保護状態に指定できます。

  sendBroadcast(new Intent("com.x0.strai.frep.action.PROTECTCLASS"));

バージョン2.5以前のFRepはこの機能に対応していないため、インストールされているFRepが対応しているバージョンかどうかを確認する場合は下記のメソッドを参照してください。

  private boolean isRecentFrep() {
    PackageManager packageManager = getPackageManager();
    try {
      PackageInfo info = packageManager.getPackageInfo("com.x0.strai.frep", PackageManager.GET_META_DATA);
      if (info.versionCode >= 24) return true; // PROTECTCLASS broadcast supported
    } catch (NameNotFoundException e) {}
    return false;
  }

チュートリアル動画

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FRepチュートリアル(基本編)

FRep設定ツール(Android) [ダウンロードページ]

アプリ制限

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FRepによる操作の記録/再生を禁止するアプリを指定する画面です。
チェックされたアプリでFRepの記録/再生機能を利用できます。チェックを外したアプリではFRepのパネルは隠され、また記録/再生中にチェックを外したアプリに切り替わると自動的に記録/再生は終了します。

画面構成

(アプリ一覧)
インストールされているアプリのリストが表示されます。チェックをON(利用可能)/OFF(禁止)して該当アプリでのFRepの利用を制限できます。
FRep自身、電話アプリ、Google Playはリストには表示されず、FRepの動作は常に禁止されています

メニューFRepを使用するアプリをチェック

最初に戻す
リスト内のチェックのON/OFFを、アプリを開いた最初の状態に戻します。

全て選択
リスト内での全てのアプリのチェックをONにし、FRepの動作を許可します。

選択解除
リスト内での全てのアプリのチェックをOFFにし、FRepの動作を禁止します。

Tips

– チェックがOFFのアプリやFRep自身、電話、Google Playアプリでは、通知バーのFRepには「FRep protected 現在のアプリでは操作できません」と表示されます。

– もしチェックがONのアプリでFRepが利用できず、通知「FRep protected」が表示される場合は、FRepの通知をタップして現れるメッセージをサポート宛に連絡してください。

メインメニュー

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FRep実行時の起動画面です。メインメニュー(MAIN MENU)記録設定(RECORD SETTINGS)を操作できます。初期設定については別途こちらの設定ツールを参照してください。

メインメニューMAIN MENUFRep メイン画面(標準)

サービス実行中/(実行されていません)
初期設定後、サービス起動/停止を押すことで起動状態を切り替えられます。サービス実行中の状態でなければ本アプリの機能は利用できません。実行中の場合のみ、通知バーにFRepのアイコンが現れます。通知バーのFRepをタップすることで、パネルの表示/非表示を切り替えられます。

記録の管理 [詳細はこちら]
記録の詳細な設定や削除、プログラムの編集を行えます。

システム情報 [詳細はこちら]
FRepの認識している入力装置、サポート用のシステム情報を確認できます。

アプリ制限 [詳細はこちら]
FRepの実行を禁止するアプリを指定できます。禁止したアプリではFRepのパネルは表示されず、もし記録や自動操作中であった場合は強制的に停止されます。安全のため、FRep自身やGoogle Playアプリ、電話アプリは標準でこの制限アプリに指定されています。

スキン選択 [詳細はこちら]
パネルのスキンを設定できます。

オプション [詳細はこちら]
パネル設定や各種デフォルト設定などを調整できます。

記録設定RECORD SETTINGSFRep 自動終了

FRepには3つの記録モードがあり、この画面で切り替えられます。どのモードを選択した場合でも、電源ボタンを押すことで記録を終了できます。

▼記録モード: 標準(デフォルト)
記録開始から電源ボタンを押すまでの操作内容を記録します。開始時のスクリーンショットも合わせて保存されます。15分以上(※)または記録データサイズが1MBを超える操作は記録できません。

▼記録モード: 自動終了
一定時間操作を行わないと、操作が停止されたとみなして自動的に記録を終了します。操作の停止と判定する時間は下部のスライダーで3~10秒間に調整できます。15分以上(※)または記録データサイズが1MBを超える操作は記録できません。

▼記録モード: 自動分割
アプリ変化や画像認識などの条件付き操作を行うプログラムを構築するためのモードです。このモードでは、記録中に操作が停止されるたびに記録を分割保存し、さらにそれぞれの記録にスクリーンショットとタッチ位置の画像認識を仮登録したプログラムを作成します。

自動分割モードは総記録時間やデータサイズに制限はありませんが、1つの記録が15分(または1MB)を超えることはできません(※)。具体的には、15分以上の長押し/ドラッグや、操作の停止を含まない15分以上の連続操作は記録できません。

※FRep 5.0未満では記録時間は10分まで。


利用法に応じたお勧めのモード:

標準モードは、シンプルな短時間の記録や、操作までの待ち時間に変化がない場合、またプレゼンテーションなどでゆっくり丁寧な操作を長時間記録する場合などにお勧めです。

自動終了モードは、電源ボタンが押しづらい機器や、短時間の記録をすぐに繰り返し再生する場合などにお勧めです。

自動分割モードは、長時間の記録や、操作までの待ち時間が不定期(CPUや通信待ち、操作までに考える時間)な場合、あるいは条件を付けて操作を分岐するプログラムのひな形を作成する場合にお勧めです。チュートリアル記事も参照してください。

Skin選択(要アンロックキー)FRep スキン選択

スキン選択ボタンを押すと、パネルの外観を変更する設定ダイアログが表示されます。この機能を利用するにはFRepアンロックキーが必要です。

(上部)スキン選択・プレビュー
選択されているスキンが表示されます。左右の青い三角ボタンを押してスキンを切り替えることができます。

(下部スライダ) 色相調整
スライダを左右に移動することでスキン全体の色相(デフォルト:0)を変更できます。

スキンの設定はFRepサービスの再起動時に反映されます。ダイアログの適用ボタンを押した後、メインメニューのサービス起動/停止ボタンを押してサービスを一旦停止して、その後再びサービス起動/停止ボタンを押してサービスを起動してください。

TIPS

設定や利用法を簡単に紹介します。文章をタップすることで次のTIPSが表示されます。

FRep タッチ情報の取得タッチ情報の取得

メニューから選択することでいくつかの機能に必要なタッチ情報(タップ/スワイプ/長押し/ダブルタップ)を取得します。得られたタッチ情報はプログラム編集のタッチ操作、画像認識:中央をタップなどの実行時に使用されます。

▼タップして開始
各タッチ情報の取得を開始します。表示に応じて順番にタッチ操作を行ってください。取得後現れるテストボタンを押して得られた各タッチ情報が正しく再生されることを確認し、保存してください。

タッチ感度の高い機種では、中央ボタンを素早く1度タップする操作が難しい場合があります。一瞬だけ画面に触るように操作してみてください。タップ操作の取得は2度目以降、徐々に判定基準が緩くなります。

▼差分設定FRep 差分設定
タッチ操作や画像認識:中央をタップを再生した際に位置がずれる場合に限り、このボタンから設定を行ってください。

機器の画面上側を基準とした各向きに数値を指定するとタッチ機器の範囲に対して差分を指定できます。メイン画面とは別のサブディスプレイが搭載されている場合、該当のディスプレイ位置分のタッチ入力座標を補正するためそのサイズを指定してください。サイズは機種によって異なるため、タッチ機器, 画面解像度を参照して比率や差分などから推算してください。

タッチ機器の値は機器から得られた各軸の最大値です(0~最大値までが使用されます)。機種によって補正されるため、画面解像度と必ずしも一致しません。タッチ機器の精度が高く画面解像度の倍以上になっている機種や、タッチ機器のみ縦横が等しいの比率となっている機種もあります。各機能に問題がない場合、差分設定はすべて0の状態で使用してください

 

メニュー

※画面右上にメニューアイコンが表示されない機種では、機器上のメニューキーを押してください。

Root状態の再確認
Root端末でsuコマンドを利用した起動を試みます。一度成功すると以降の起動時には自動的にsuコマンドを利用した起動を行うようになります。
※あらかじめsu管理ツール上でFRepに対するsuの実行を許可しておく必要があります。

既にRoot状態の場合、Root状態での起動方法を標準・レガシーから選択できます。

タッチ情報の取得
タッチ情報の取得を開きます。

再生中止シグナル送信 (サポート用)
FRepの再生/記録を行うプログラムstrservに対して現在の再生または記録を強制中断するシグナルを送信します。

終了シグナル送信 (サポート用)
FRepの再生/記録を行うプログラムstrservに対して終了するシグナルを送信します。

実行ファイルの再配置 (サポート用, Android 4以降のみ)
FRepの再生/記録を行うプログラムstrservや関連ファイルを再配置します。

ABIを切替 (サポート用, Android 4以降および複数Arch対応CPUのみ)
FRepの再生/記録を行うプログラムstrservを指定したCPUタイプ用のものに切り替えます。

サポートサイトを開く
このサポートWebサイトを開きます。

チュートリアルを開く
チュートリアルページを開きます。

FAQページを開く
FAQページを開きます。

システム情報

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サポート用のAndroidシステム情報、FRepの認識している入力デバイス一覧(タッチスクリーン、ボタン、キーボードなど)を確認できます。
外部機器を接続した場合など入力デバイスの再読み込みを行う場合は、メニューから「デバイスの再認識」を選択してください。

画面構成FRep システム情報

(アンロックキーの有無)/モデルID/OSバージョン
▼画面解像度/タッチ情報/タッチ差分/SELinux情報/BatteryOpt/その他システム情報

サポートに使用するFRepおよびAndroidのシステム情報です。
BatteryOptキーワードが表示されている場合、FRepアプリが機器の省電力機能によって強制的に終了される可能性があります。(参考情報)

Ver. DDMMMYYYY/version [CPUタイプ]
入力デバイスに対する記録/再生を行うFRepの内部プログラムのバージョンです。

# 入力デバイス詳細
FRepの認識している入力デバイスのID番号と詳細を表示します。
押下状態になっているIDボタンは、USBやBluetoothなどの外部接続機器[EXTERNAL]を意味しています。

※ボタンは押しても効果はありません。

ボタンに表示される番号がA→Bのように表示されている場合、以前の入力デバイスID(A)と異なるID(B)になっている状態です。タッチデバイスなどのIDが異なる場合、以前記録したデータが正しく再生されません。この問題が発生した場合、以下のいずれかで解決できることがあります。

– メニューからデバイスの再認識を行う
オプションのシステム設定 機器ID順: 保存したID順を使用 を指定する
– (機種依存)イヤホン装着(または外した)状態でAndroidを再起動する

また、現在の状態で問題なく再生できるにも関わらず、A→Bのように異なるIDとして表示される場合は、メッセージ「一致しない機器IDがあります.メニューから再認識してください.(編集はここをタップ)」をタップすることで編集モードに移行し、メニューから現在の状態を基準として保存することができます。

(サポート向け機能) 機器ID順を変更したい場合は、上記のメッセージの他、(外部機器接続時はメニューからリロード)メッセージを長押しすることで編集モードに移行できます。編集モードでは機器項目を長押しからドラッグして並び替えや、メニューからリストの初期化・保存を行えます。ただし、操作記録時のIDと再生時のIDが異なる場合は該当する操作が再生できないため通常は変更しないでください。

問題が解決しない場合、この画面のスクリーンショットを添えてサポートsupport[アットマーク]strai.x0.comまでご連絡ください。

メニュー

デバイスの再認識
入力デバイスを再読込してリストを更新します。

サポート情報をコピー
サポート用情報としてシステム情報と最後の記録・再生・アプリエラー情報をクリップボードにコピーします。

▼(編集モードのみ)機器情報を初期化
入力デバイスを機器標準の順番を基準として初期化し、リストを更新します。

▼(編集モードのみ)機器情報を保存
現在の機器ID順を保存します。オプションのシステム設定 機器ID順: 保存したID順を使用(デフォルト) が指定されている場合には以後保存されたID順が使用されます。

Tips

– Android 2.3.x では、常に外部接続機器[EXTERNAL]が表示される場合がありますが、これはAndroidの仕様ですのでバグではありません。

– FRepはコンパスや加速度センサーなどの記録・再生には対応していません。

機種別FAQ

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Xiaomi

記録がキャンセルされる / FRepシステム情報画面に入力機器リストが表示されない
FRepシステム情報画面に入力機器リストは表示されるが再生がキャンセルされる
(Android 10にて報告)
Xiaomi製Android固有の設定を確認してください。海外版ではAndroidの設定→Developer options→USB debugging (Security settings) 日本語設定下ではUSBデバッグ(セキュリティー設定) ※をONにした状態での動作が報告されています。設定後、Androidを再起動し、再度FRep設定ツールを実行して動作を確認してください。

※USB debugging (Security settings) 日本語設定下ではUSBデバッグ(セキュリティー設定)の設定にはXiaomiアカウントへのサインインが必要です

▼Huawei

再生中に中断すると以後操作を受け付けなくなる
システム設定→タッチシグナル処理を全スロットを再割当に設定してください。 または割り込み時のみ全スロットを再割当をお試しください。(動作報告歓迎)

FRep設定ツールが動作しない(Android 9への更新後など)
エラーメッセージ /sdcard/Android/data/com.x0.strai.frep/files/strserv: No such file or directory が表示される場合、Androidの設定よりストレージ – デフォルトの保存場所(※機種によって設定の位置は異なります)を確認してください。「SDカード」が指定されている場合「内部ストレージ」に変更してAndroidを再起動し、FRepアプリ、FRep設定ツールを順番に実行することで動作した報告があります。ただし、デフォルトの保存場所を変更することで他のアプリのデータにも影響する場合がありますのでご注意ください。

▼Asus Zenfone Max M2, Max Pro M2 (Android 8, 8.1)

再生中にFRepアプリがエラー終了する
一部機種のAndroid 8環境にてポップアップ通知が正しく処理されない問題が報告されています。FRepのオプション→記録/再生設定から再生プロセスの通知をOFFにして動作をご確認ください。

LG LGS02, L-01J (Android 6)

プレビュー画面などのスクリーンショットの向きが正しくない / 画像認識が常に失敗する
FRepの撮影したスクリーンショット画像の向きが通常のAndroid 6機器と異なる問題が報告されています。FRepのオプション→スクリーンショット設定から撮影時の画像向きを機器基準(Android ~5)に切り替えて動作をご確認ください。

LG V20 Pro, L-01J

プログラム編集で追加したタッチ項目、画像認識の中央をタップの実行時に位置がずれる
プレビュー時のタッチ位置がずれて表示される

タッチ機器の取得するタッチ範囲と、機器のメイン画面がずれている状態です。FRepのメイン画面のメニューからタッチ情報の取得を行い、表示される差分設定 ボタンを押してセカンドディスプレイ分のタッチ幅160を上部の枠に指定して動作をご確認ください。

▼Moto G5

割り込み中断後、FRepアプリが動作しなくなる
FRepのオプション→システム設定からタッチシグナル処理を全スロットを再割当に変更して動作をご確認ください。

▼SAMSUNG Galaxyシリーズ (Samsung DeX対応 Android 10機種)

USBケーブルを抜くとstrservが停止しFRepが動作しない
Galaxy Note 9 (Android 10), Galaxy S20 Feにて、USB接続モードをファイル転送(MTP)に指定(Galaxy向け手順を参照)してもUSBケーブルを抜くとstrservプロセスが停止する問題が報告されています。この問題はSamsung DeXをPCにインストールしてからFRep設定ツールを実行することで改善し、USBケーブルを抜いた後も動作する報告があります。同様の問題が発生している場合はお試しください。

▼SAMSUNG Galaxyシリーズ (Knox搭載機種)

画像認識やスクリーンショットが動作しない
FRepのオプション→スクリーンショット設定から一時ディレクトリを切り替えてみてください

[Root取得済] キー操作、キー入力、タッチ操作(プログラム編集)が再生されない
FRepのオプション→システム設定から標準UIDを使用(Rooted)をOFFにしてみてください

記録時にEアイコンが表示されて記録できない / 記録の開始後、タッチするとすぐに終了してしまう
→(対応1) [Root取得済の場合] FRepのオプション→システム設定から標準UIDを使用(Rooted)をOFFにしてみてください
→(対応2) FRepのオプション→スクリーンショット設定から一時ディレクトリを切り替えてみてください
→(対応3) FRepのオプション→スクリーンショット設定からスクリーンショット保存をOFFにしてください
→(対応4) [Root取得済の場合] SuperSUやSuperuserなどsu管理アプリでFRepに対するsuの実行を禁止してから、他の機器に接続して FRep設定ツールを実行してください

▼SAMSUNG Galaxyシリーズ(共通)

ポップアップ通知(Toast)部分のタッチ操作が無視される
→ Galaxyシリーズでは通知にもタッチ判定があるため、通知付近にタッチ操作を行う場合はオプション「再生プロセスの通知」をOFFにするか、プログラム編集の各項目のラベルを空に設定して通知を表示しない設定でご利用ください

Samsung Switch/Kiesドライバを導入しても設定ツール実行時に error:device not found が表示される
→ Galaxyシリーズにも対応した有志の非公式ドライバの導入もご検討ください

▼SAMSUNG Galaxy S7 (edge含む)

Android 7アップデート後、画像認識やタッチ項目が正しく動作しない
Galaxy S7 (edge)のAndroid 7へのアップデートは自動的に画面解像度をFullHDに切り替えることが報告されています。解像度と異なる場合、画像認識やタッチ項目はその座標がずれるため正しく動作しません。お使いの機器の設定から画面解像度を以前のものに変更し、Androidを再起動してください。

▼OnePlus One A0001

設定ツールがメッセージを表示せずに終了する、あるいは”←7←[r←[999;999H←[6n←8″が表示される
以下よりOSに応じたファイルをダウンロードし、展開して得られる_alt_custom(.batまたは.sh)ファイルをwin(.bat), mac.sh, linux.shと同じフォルダに配置してください。その後、得られたファイルを実行してください。
(Windows) win_alt_custom.zip
(Mac) mac_alt_custom.zip
(Linux) linux_alt_custom.zip
※各ファイルは英語版ですが機能に差異はありません。日本語版が必要な場合はお問い合わせください。

▼NECカシオ Medias X

記録や再生にスリープが含まれてしまう
→(対応1) スリープボタンではなく電源ボタンでの記録終了をお試しください。
→(対応2) FRepアプリのRECORD SETTINGS設定で、電源ボタンを押さなくとも記録を自動で終了する「自動終了」モードにして記録を行ってください。

▼Sony (Sony Ericsson) Xperia

開発者向けドライバの配布場所がわからない
こちらの公式配布ページよりお持ちの機種名のものを取得・インストールしてください

▼富士通 Arrows

開発者向けドライバの配布場所がわからない
こちらの公式配布ページ下部の「ADB用USBドライバ」よりお持ちの機種名のものを取得・インストールしてください

F-05F, F-02G(ビルド番号V09R24Dアップデート後)で突然タッチ操作が再生・記録できなくなる
この問題が発生した場合は、システム情報画面にタッチ機器(TOUCH MULTITOUCH)が存在するかどうかを確認してください。存在しない場合は、メニューの再読み込みを行いタッチ機器を再認識させてから再度再生・記録を実行してください。本件についてはFRep 3.8で問題の発生率を低減する修正を行っていますが、完全には防げません。

マルチタッチ操作やドラッグ操作の再生中にタッチすると以後操作を受け付けなくなる
本件はFRep 3.8での発生するモデルについては、本体設定→ディスプレイ→「うっかりタッチ」をOFFにした状態で記録や再生を行ってみてください。または、オプション「システム設定→タッチシグナル処理」を全スロットを再割当に設定してください。(報告歓迎) 問題が解決しない場合、タッチによる中断を行わず、電源キー押下などで中断してくださいこの問題はFRep 3.8で修正されました。同様の問題が発生した場合は、システム情報画面と再生した記録のプレビューのスクリーンショットを添えてご連絡ください。

▼Google nexus

ドライバの配布場所がわからない
こちらの公式配布ページからlatest_usb_driver_windows.zipファイルを取得・インストールしてください

▼Panasonic P-02E (ELUGA X)

開発者向けADBドライバの配布場所がわからない
→ Panasonic公式のADBドライバ配布ページはこちら

▼京セラ Digno S

開発者向けADBドライバの配布場所がわからない
→ 京セラ公式のドライバ配布ページより、ページ下部のADB用USBドライバ(Android™開発者向け)を取得・インストールしてください

タッチ操作が再生/記録できなくなる現象が報告されている機種

本件については問題の発生率を低減する修正(FRep 3.8)を行っていますが完全には防げません。F-05Fにて直接調査を行ったところ、USBデバッグ権限から不定期にタッチ入力機器が表示されなくなる現象が発生しており、現在のところその原因は不明です。

F-05F, F-02G(ビルド番号V09R24Dアップデート後)
HTL23
Y336-02, G6-L22
KYY24

画像認識テスト手順

1. アプリのRECORD SETTINGSで自動分割を指定し、操作を記録する
※画像認識を行いたいタイミングでいったん操作を停止し、「ここまでの操作を記録しました」の表示が消えてから、引き続き操作を行ってください
2. 記録の管理画面で1.で記録した項目のボタンをタップ
3. プログラムの編集画面で画像認識の項目が[スキップ]になっている事を確認
4. 画像認識の項目の画像アイコンをタップして内容(タップ開始位置)を確認
5. 試したい項目について左端の番号をタップして[スキップ]を解除する
6. 記録したアプリに戻り、再生を行う

画像認識に失敗する場合はトラブルシューティングをご参照ください。

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