MicTrigger OBS連携設定

[OBSとの接続手順] [シーン/ソースの切替] [ホットキー/配信開始終了/撮影] [Tips]

MicTriggerで音声やタップに応じてOBSの表示を切り替える設定例です。

必要環境

  • OBSバージョン28以降 (OBS websocket 5環境)
  • AndroidのWiFi接続 (OBSを実行しているローカルPC/Macと通信するため)

※音声反応に関する設定(音量や長さ)は、別途MicTriggerアプリ内の調整ページなどで行ってください。


OBSとの接続手順

  1. OBSのメニューでツールWebSocketサーバー設定 を開く
  2. WebSocketサーバーを有効にする をON
  3. (パスワードを指定する場合のみ) 認証を有効にする をONにして サーバーパスワード を設定する

  1. MicTriggerアプリの[OBS: Disconnected]を長押しするなどしてOBS設定を開く

(Androidのカメラを使用できる場合)
5-1. OBSのWebSocket サーバー設定の接続情報を表示ボタンを押してQRコードを表示する
5-2. MicTriggerのQRコードから取得ボタンを押す
5-3. (撮影の許可を求められた場合は今回のみを選択してから) OBSのQRコードにカメラを向けると自動で設定される

(カメラを使用できない場合)
5-A. OBSを実行しているPC/Macのアドレスを入力し、接続テストボタンを押して接続可能か確認してから適用を押す
※アドレスが分からない場合は、OBSのWebSocket サーバー設定の接続情報を表示から確認できます
※3.でパスワードを指定した場合は、中央をタップすると現れる入力欄に同じパスワードを入力

6. OBS:Disconnected をタップして Connected表示になる(接続に成功)ことを確認

OBS連携に関するFAQはこちら


シーン/ソースの切替設定例

MicTriggerアプリをOBSと接続した状態( OBS:Connected)で設定してください。

シーン切替
  1. OBSで切り替えたいシーン名を確認する
  2. MicTriggerで現在のページアイコンを長押しまたはタップして編集モードに切り替える
  1. シーン切替を指定したいパネルをタップしてOBSを選択
  2. OBS動作設定のシーンをタップして現れる現在のシーンリストから切り替え先を選択する
  3. 適用をタップ
ソース表示切替

例えば、重ねて配置したソースの表示/非表示を指定すると、音声にあわせた簡易なリアクション表現になります。右の例では、このサンプル画像セットをOBS内に画像ソースとして重ねて配置してから、MicTriggerで「大声の場合はΣを表示して口を開く」などの設定を行ったものです。

  1. OBSで切り替えたいソースを用意する
  2. MicTriggerで現在のページアイコンを長押しまたはタップして編集モードに切り替える
  1. ソース表示/非表示を指定したいパネルをタップしてOBSを選択
  2. OBS動作設定のソースをタップして現れる現在のリストから各ソースをタップして表示/非表示/そのままを指定する(複数可)

  1. (一時的なリアクションなど、一定時間後に表示を元に戻したい場合)
    中央の変更後そのままをタップして元に戻すまでの時間を指定する
  2. 適用をタップ

ホットキー/配信開始/配信終了/スクリーンショット撮影

OBS動作設定の右側アイコンをタップするとホットキー設定に切り替わります。ホットキーや配信開始・終了・撮影を設定できます。

A~Z, 0~9, SPACE~PGDOWN等: OBSのファイル – 設定 – ホットキーで設定したホットキーを指定してください。Ctrl, Shift, Alt, Cmd の各キーを組み合わせられます。

StartStream, StopStream, ToggleStream: OBSの配信を開始(Start)または終了(Stop)します。

Screenshot: OBSでスクリーンショットを撮影します。

ToggleRecord: OBSの録画開始・終了を切り替えます。

PauseRecord: OBSの録画中、一時停止・再開を切り替えます。

※OBSのスクリーンショットが同名で上書きされる場合は、OBSの ファイル – 設定 – 詳細設定 – 録画の、ファイル名書式設定に %hh-%mm-%ss を加えると、撮影時刻が保存ファイル名に追加されます。


Tips

OBS接続時に表示状態をリセットする

編集モードでOn Connectに指定した動作は、OBSと接続した直後に1回だけ実行されます。使用するシーンやソースが決まっている場合など、On Connectに初期状態として指定しておくとOBS接続時に自動で適用されます。
※On Connectは編集モードでのみ、パネル右下に表示されます。

パネルの動作ラベル

パネルには指定したソースに該当する画像が表示されます(3つまで)

画像をもたないソースを指定した場合、パネルの表示は空のままです。シーン切替のみを指定した場合は、OBSアイコンが表示されます。

機能を判別できるよう、パネル下部に動作ラベルを指定できます。編集モードで各パネルをタップして現れる設定の右上メニューから動作名を変更を選択してください。