精密モード設定・画面キャプチャ権限付与ツール(Android)

frep2_android64_ja.zipダウンロード
(2023/11/21更新 画面キャプチャ権限を付与を追加)

Android向けアプリFRep2の精密モードまたは画面キャプチャ権限の付与に必要な設定ツール(USBホスト側Android用)です。

FRep2を使用するAndroidとは別に以下の要件を満たす機器およびケーブルが必要です

– Android 6.0以降
– 通信(データ転送)可能で2台のAndroidを接続できるUSBケーブル(※)
いずれかのAndroidがUSB-microBや、接続時の設定に「USBの制御元」がない場合はUSBホスト(OTG)機能の付いたアダプタやケーブルが必要です

[使用方法 (アプリ画面に手順を記載)] (参考動画/FRep1のもの)

接続の準備

1. FRep2をインストールしたAndroid(A)で、設定→(システム→)開発者向けオプション→USBデバッグをONにする [Huawei] [Xiaomi]

設定画面に開発者向けオプションが存在しない場合 (クリックで表示)
Androidの設定に開発者向けオプションが表示されていない場合は、Androidの設定→(システム→)端末情報(またはタブレット情報)を開き、下部のビルド番号を数回タップすることで表示されます。

Android 7の場合は、開発者向けオプション画面の最上部にあるスイッチをONにすることで画面内の各設定を有効にできます。

2. もう一台のAndroid(B)で上記のzipをダウンロードして展開し、FRep2Setup64.apkを選択してインストールする

zipファイルを展開するアプリがない場合
Google Playから別途ファイラーアプリ(CXファイルエクスプローラ等)をインストールしてください。

ファイラーアプリをインストールした後、ダウンロードしたzipファイルを選択することで展開されます。

'提供元不明のアプリをインストールできません'と表示される場合
apkファイル経由でアプリをインストールする場合に表示されるメッセージです。

設定を選択して現れる 不明なアプリのインストール 画面にて、’この提供元のアプリを許可’をONにするとそのアプリ(今回の場合はファイラー)からのインストールが許可されます。
現れない場合やONにできない場合は、
Androidの設定→アプリ→詳細設定→特別なアプリアクセス→不明なアプリのインストール
または
Androidの設定→セキュリティ→提供元不明のアプリ をONにしてください。

その後、改めて FRep2Setup64.apkを選択しインストールを行ってください。

3. 2台のAndroidをUSBケーブルでAndroid(B)がホストとなるよう接続する
USB接続時の設定(下図)に「USBの制御元」がある場合はFRep2側のAndroid(A)が「この機器(デバイス)」、設定ツール側のAndroid(B)が「接続済みの機器(デバイス)」に指定してください。
※もし「切り替えができませんでした」と表示される場合は、ケーブルを逆に接続してみてください。

(設定される)FRep2側
設定ツール側

USB-microBの機器など、接続時の設定に「USBの制御元」がない場合は、用意したUSBホスト(OTG)アダプタ/ケーブルの繋ぎ先でホスト側が決定されます。Android(A)と(B)が逆になっている場合は、ケーブルを逆に繋いでください。
※一部機種ではUSBホストとしての動作に別途機器の検出が必要です

4. Android(A)上のUSB接続モードが適切なものかどうか確認し、異なる場合は指定します. 通常はこの端末を充電する(この端末をUSBで充電)あるいはデータ転送なし(充電)を選択します.[Sony] [Samsung]


精密モードの設定

5. Android(B)上でFRep2 Setupアプリを実行する. USB機器へのアクセスを許可すると設定が開始される

6. FRep2精密モードの設定が完了しました.と表示されたことを確認し、USBケーブルを抜く. 設定が失敗した場合は、表示内容を確認し、必要に応じて機器の更新やセットアップ開始メニューから再設定する.

:設定前(左)

Simple
簡易モードのみ

Precision/Simple
精密/簡易モード
とも有効

設定後 (右):

7. (推奨, 初回のみ) FRep2アプリのナビゲーションメニューに表示されるタッチ情報の取得を選択して機器のタッチ情報を登録する.

※Android(A)のUSBデバッグ接続の通知が点滅する場合は、電源供給が不足している場合があります. これはバッテリの経年劣化などで発生し、Android上の認識の問題のためアプリ側では対応できません. 電源供給機能のあるUSBハブを経由するか、アダプタ変換を経由しないケーブルをお試しください.

Androidを再起動した時やアプリのバージョンアップ時にもこの設定が必要ですので、設定ツールアプリは保持しておいてください。


画面キャプチャ権限の付与(1回のみ)

FRep2 Setupアプリを開き、右上のメニューから「画面キャプチャ権限を付与」をONにします。

その後、上記精密モードの設定を行うと、精密モードの設定と同時に画面キャプチャ権限が FRep2アプリに付与されます。

権限付与に失敗する場合 (クリックで表示)

Androidの設定→(システム→)開発者向けオプション→認可の監視を無効化 (ColorOS, OxygenOSの場合) をONにした状態で、再度ツールをお試しください。

Exception occurred while executing 'set':
java.lang.SecurityException: uid 2000 does not have android.permission.MANAGE_APP_OPS_MODES.

Android 14~の場合は、FRep2オプション内システム設定の「画面キャプチャ権限の開放: 常に開放」を設定してください。

画面キャプチャ権限は、Androidを再起動しても維持されます。


エラーなど問題がありましたらトラブルシューティング頁、機種別FAQ頁(※各リンクはFRepのもの)をご参照ください。以前の設定ツールはこちら(64bit)(32bit)をお試しください。